Jul 16, 2010

une famille gourmande 食いしん坊家族



ロワールの帰りにF氏の実家に寄りました。と、いいますか…車はF氏のお母さんの物を貸してもらっていたので返しに…と言った方が正確ですね。たどり着けばそろそろ夕食の時間…。F氏の家族はみんな食いしん坊です。庭では大きな鯛(大西洋で取れた天然魚だそう!市場の魚屋さんから)がBBQセットの上でジュウ〜と焼かれていました。湯がいてある小エビ。にんにくとエシャロット、赤ピーマンとホタルイカをオリーブ油で炒めて最後にアマレット酒をかけて、火を入れアルコールを飛ばしたもの。今夜は海の幸ですね。


そして昨年の秋に近くの森(la foret de Rambouillet)で採ったセップ茸が煮て瓶詰めにされていたもの…をにんにくと刻んだパセリとオリーブ油で炒めて塩胡椒、仕上げに生クリームしたもの。あらら、これは山の幸。


で、デザートは庭で採れたブラックベリー(は旬が8月なのでこれは昨年の)で作ったソルベにフランボワーズ(私が摘んだ!)と苺(これは買った物だそう)でした。庭の幸?いやはや、食べ過ぎないようにするのが大変です。というか、完全にこの週末で体重が増えたはず。


帰る前にF氏のお母さんにいただいた物たち。以前何かの時にお裁縫の材料でイニシャルが入ったタグがあるのを見せてもらった事があるのですが、今度作る作品にそれを使いたくて、少し分けて下さいと頼んだら、”もう使わないし、あなたは古いものが好きなの知ってるから、大事に使ってくれると思うのであげる”といただいてしまった。彼女のお母さまや、F氏のお父さんetc...家族のイニシャルのタグ。秋に参加する展示のために樹脂粘土の人形を作るつもりなのですが、これを人形の服に付けようと思っているのです。”こんなのもあるけど、いる?”木製のきのこの針刺しもいただいてしまった。可愛い!


さらにF氏の母方の祖母のイニシャルが入った枕カバーもいただいてしまった!かつて、フランスではお嫁入りの前に娘とお母さんで嫁入り道具に持って行く布類全てにイニシャルを入れたそうです。だから蚤の市とかでよく、リネン類やパジャマ、ハンカチ、キッチンで使うフキン類にもイニシャルが入っている物を見かけますよね。


おまけにこんなものも…。ヴァンショーとクリスマスのクッキーのレシピ入りふきん。どうもありがとう!大事に使います。


書き忘れましたが、行き掛けに寄った時に念願だった、庭の桜桃狩り(間に合って良かった)もしたのですが…。なぜ念願だったかはコチラ。山盛りに持って帰った桜桃で作ったクラフティ。F氏のお母さんのレシピです。卵2個を割って、牛乳大3砂糖大3、小麦粉大5、を順番に加えてダマにならないように混ぜて最後に植物油大2を加え混ぜます。洗った生の桜桃のヘタを取ったもの(種有りのまま)をタルトの型にみっちり詰めて先ほどの生地を流し入れ180℃のオーヴンで40分焼きます。この”さくらんぼのクラフティF氏のママン風”美味しく素朴に焼けましたよ。

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2 comments:

maururu said...

わたし、この時代のリネンの素材感が大好きです♡
今みたいに細い糸で織っていないざっくり感といい、ほんとうに質の良いリネンを使っている時代のものだから、何度も洗われているのにしっかりしていて、いい感じにくたっと柔らかくなっていて、暑い夏にはとても気持ちの良い肌ざわりですよネ(*v*)

この素材のナイトワンピースを蚤の市、もしくは仏妹マミーのカーブから探し出したい今日この頃です

あのカーブ、すんごい物がいっぱいあってネ。。。
絶対わたしたちが好きなものがある雰囲気なのょ(笑)

michiyo said...

maururuさん
リネンのナイトワンピースといえば、昨日家の近くでブロカントがあって行って買いました。ナイトワンピースというよりシュミーズドパピーだけどね。
フランスはカーヴとグルニエがあるから蚤の市が充実してるのだと思います。ふふふ、興奮しますねカーヴ。