May 6, 2012

Atelier Véroniaue ヴェロニクのアトリエ



先日のソワレの後泊めてもらったヴェロニクの家、着いたのは夜遅かったので、すぐに床について翌日。彼女の焼いてくれたパンと焼き菓子の朝食。タイルの貼ってあるテーブルで水差しなんかも可愛い。壁に掛かっている小さい油絵はもちろんヴェロニクの作品です。今日は彼女のアトリエを見せてもらいました。




ヴェロニクとその彼氏セバスチャンの住んでいる家はムートンブルMoutombleという小さいアモー(村より小さい規模の集落)に住んでいます。電車の駅があるアヴァロンまで車で20分くらいです。19世紀のワイン農家だった家に住んでいます。広い庭から見た家。




その日は投票の日だったので、午前中彼等が投票しに行くのについて行きました。ムートンブルは小さいので、郵便局や市役所のある村まで車で7〜8分。上の写真は市役所の前の広場から撮ったものです。とてものどかな田園風景。




さてさて、午後いよいよ彼女のアトリエに案内してもらいました。アトリエは家の庭にたっている離れ。なんと前の家主がギャラリー経営者で、すでにアトリエが建っていたとか。彼女がこの物件に不動産やに連れて来てもらって一目惚れ!…で3軒目にして家探しが終わったそう。アーティストなら誰でも”自身のアトリエを持つ”のは夢なのではないでしょうか?いいなぁ〜、私もいつかアトリエを持てたらいいな…なんて大きすぎる夢かしら?大きい作品がいくつもあって、さらにまだたっぷりとスペースが。




このアトリエがあるからいつでも創作意欲が満々なのだとか、仕事時間は日の短い冬でだいたい7時間、普通は11時間、今回のノワイエ美術館の個展の前はなんと日に16時間仕事していたそうです。




アトリエの入り口には作品のぬいぐるみがぶら下がっています。天気のいい日は気持ちがいい。夏は扉を開け放して仕事するそう。冬は薪ストーブが大活躍。近くの農家で採れたオーガニックの野菜を使って作ったスープをごちそうになったのだけど、香りが豊かで塩が入っていないのに美味しかった。彼のセバスチャンは母屋で書き物の仕事をして、ヴェロニクはアトリエで制作。静かに、でも豊かで穏やかな生活がそこにはありました。またいつでも遊びに来ていいからねと言ってくれて、楽しい週末が過ぎて行きました。



さて、パリに戻って来た私は住んでいる街”ベルビル”で毎年開かれるのアトリエ開放イベントに向けての準備に励まねば。なんと来週末にせまっています。水曜日に素焼きの窯入れ、金曜日に釉薬をのせて、月曜日に本焼きです。今回は動物の頭を5つ、新たに焼きました。ああ、上手く焼き上がるといいな。


Ateliers d'Artistes de Belleville/アトリエd’アーテストdeベルヴィル
Les Portes Ouvertes /アトリエ開放
5月11日(金)〜14日(月)14:00−21:00
ベルヴィル界隈にある250ものアトリエがその日解放され、自由に見ることが出来ます。私は今回、自分のアトリエ(というか住居)ではなく、友達の水彩画家Catherine MICHELのアトリエで展示させてもらいます。
Adress /カトリーヌのアトリエの住所
3,rue Jouye Rouve 75020 Paris
最寄り駅メトロ11番線Pyrenees
カタログマップの88番です。マップはベルヴィル駅前の(他数カ所ある)”AaBインフォメーション”でもらえます。


気に入っていただけたら、クリック頂けると嬉しいです。
みなさまの応援とても励みになっているのです、本当にどうもありがとうございます。



1日1回のクリックで投票ポイントが反映される仕組みです。
▼one click please! ありがとうございます。


ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村へ

▼one click please! ありがとうございます。
人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ

ふたつのブログランキングに参加しています。

No comments: