Sep 2, 2011

summer holiday in japan 日本の夏休み


8月は日本へ行っていました。母方の祖母の初盆で九州は宮崎に。夏の宮崎なんて、一体何年ぶりだろう?子供の頃は、毎年、夏休みの間一月くらい行っていた宮崎。写真は市内にあるおばあちゃん家の庭のさるすべり。この風景も、もう最後になるのかと思うと、少し寂しい。おじいちゃんが戦争で亡くなって、まだ若かった祖母(24歳だった)は、私の母と妹(叔母)がおじいちゃんの実家に養女として引き取られ、旧姓に戻り(その方が再婚もしやすいし…と祖父側の家族のすすめで、もちろん円満に。)ひとりでこの家を建てて、ひとりで住んだ。この夏が終わって、片付けが住んだ後、もう誰も住まなくなったこの家は、取り壊されます。


そこで姪っ子たちと母と妹と盆団子を作りました。天井が低くて、台所に井戸がある。おばあちゃんの小さい家。


今回は10日ほどの短い期間で実家のある横浜、宮崎、そして大阪と行ったので、本当にばたばたとしていて、友達にもほんの数人にしか会えなかったのです。おまけにカメラの充電器の日本で使えるプラグを持って行くのを忘れてしまい、途中から写真が撮れなくなって、とても残念でした。大阪もとても良くて、いっぱい写真に撮りたかったのに。写真は宮崎の郷土料理”冷や汁”頭腹わたを取って、砕いた煮干しに麦味噌に水を切った木綿豆腐を加えて、刻んだ、胡瓜、みょうが、しそ、すりごまを入れて、最後に冷水と氷を加えたものを、炊きたてご飯にかけて食べます。食欲がない時でもするする食べられてしまう、夏のご飯です。


弟が鯵を沢山釣ったので、と鯵づくし料理を作ってくれた。料理人だった事もある弟は魚をさばくのが上手。”鯵の水なま酢うどん”と後ろは”鯵フライ”…この他にも鯵南蛮とお刺身、骨せんべいも作ってくれました。


大阪では、北の梅田近くの中崎町という界隈へ行きました。その辺りは古い町並みが残っていて、その古い家屋がカフェや雑貨屋さんになっていたりして、とても散歩の楽しい所なのですが、そちらにある乙女屋さんという小さい、けれど素敵なお店で、私の絵の師匠であり、東京の井の頭公園にあったカフェギャラリー”宵待草”のオーナーであり画家である”吉田キミコ”さんの”大阪での初個展”があるというので駆けつけたのでした。同時期にその乙女屋さんも参加される”野うさぎ蚤の市”へ私も誘っていただいたので、フランスで見つけた古物を持って行って参加させて頂きました。中崎町の古い民家をアンティックショップにしてある”ギニョール”さんのお2階のギャラリースペースを使って、17もの古物屋さんや雑貨屋さん、作家さんが参加された、かわいいもの沢山の素敵なイベントでした。私は初日に少しだけ伺って、この可愛い”栗のこけしちゃん”を連れて帰りました。パリの家に帰って早速、お気に入りコーナーで写真を撮りました。その他にも、短いのにぎゅっと詰まった日本だったのですが、今日はこの辺で。
気が付けばもう9月。今月の最終週末にはとなり街メニルモンタンのアトリエ開放にも参加する私なので、その準備の様子もお知らせして行きたいと思います。

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2 comments:

hiroko said...

MICHIYOさま
思い出深い、日本の夏休みでしたね♪
野うさぎ蚤の市で、ピンクのピエロさんを
連れて帰り、妄想話を聞いていただいた者です。大阪でお会いできて嬉しかったです。^^

みちよさんのチャリティーの絵とウサギさんは
また後日、ブログで紹介しますね。
これからも素敵な作品、楽しみにしています。

ゆめゆめ人形館 hiroko

michiyo said...

hirokoさま
大阪ではお会い出来てとても嬉しかったです。
自分の絵を気に入って下さって、そして絵に物語を思い浮かべて頂けるなんて、光栄です。
自分はあまり何も考えずに描いた絵なのに。これからもより良い作品が出来るようにもっと精進したいと思います。どうぞよろしくお願いします!