Sep 8, 2011

Potimarron くりかぼちゃ


先週末、F氏の実家へ遊びに行った。といってもF氏のお兄さん家族が来ていて、ご両親はいなかったのですが。どうやらまだヴァカンスから帰って来ていない様子。庭には家庭菜園があってこんなの→色々な野菜や果物が実っていたのですが、収穫されていなくて、ズッキーニなんかは巨大化していて、スイカと見間違うほどに育っていました。カメラを持って行ってなくて残念。もちろん、収穫した野菜は持ちきれないほど…両手に抱えてパリに戻って来ましたよ…。でこの時、”ポチマロン”というかぼちゃをひとつ収穫したのですが、これが美味しいのです。フランスのかぼちゃって”シトロイユ”という大きいのと”ポチロン”という中くらいの2種が普通にいうかぼちゃなのですが、これが水っぽくてあんまり美味しくないのです。だからスープにするのが一般的…なのですが、この”ポチマロン”は、いわゆる日本の”くりかぼちゃ”のような感じ(色はオレンジなのですが)…。身が詰まっていて、ほくほくしていて美味しいのです。かぼちゃひとつで、けっこう色んな物が作れました。まずは、かぼちゃプリン。かぼちゃ半分を適当な大きさに切って蒸して、やわらかくなったら潰して牛乳(少しゆるくなるくらい)と砂糖(お好みで、私は甘いのが好きなので100gくらい入れました)と卵3個、シナモンを混ぜて、型に流し込み、天板に水を張って170℃に温めたオーヴンで1時間位蒸し焼きにします。フライパンに油少々、砂糖大5を入れとかし、カラメル色になったらお湯を少し注いで、カラメルを作ります。型から出したプリンを出して、上にカラメルをかけて冷蔵庫でしっかり冷やして頂きます。フランス人にとってかぼちゃは料理に使う食材であって、デザートには使われない…物のようで、一口食べたF氏”奇妙な感じだ”と言っていましたが、そんなのおかまい無しに、ばんばん”ポチマロン菓子”作る私。でも、食べ終わる頃には慣れて(適応能力が意外と高いF氏、納豆すら慣れた)、けっこう癖になる味かも”とおかわりしていました。



まだ半分残っていたポチマロン、次の日はモロッコ料理の”クスクス”の中に入れました。人参もトマトもポロネギも、ブレットという白菜の茎みたいな野菜も、庭からやって来ました。



そしてさらに残っていたかぼちゃは全部蒸してから潰して、半分は”かぼちゃスコーン”に。



あとの半分は、かぼちゃのパウンドケーキに。(全部レシピ載せるの大変だったので…。もし、どなたかからリクエストがあれば後ほどアップします。)



そうそう、皮はどのお菓子もむいて作ったのですが、皮は千切りにして醤油で炒め煮にしてきんぴらにしました。農薬使っていないから、皮まで食べられます。う〜ん、すでに食欲の秋モードになっているなぁ。芸術の秋の方にシフトしなければならないのに。来週の月曜日には陶芸の素焼きのために窯を予約しているので、制作に励まなければ!

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