May 11, 2011

Ceramic again in Paris パリでも陶芸


いつの間にやら5月です。ご無沙汰している間に、とても嬉しい事がありました。アムステルダムに住んでいた時に陶芸をやっていた私。パリへ引っ越してきてからも続けたくてずっと探していたのですが、ようやく見つけました。焼いてもらえる所。パリにはもちろんたくさん陶芸教室はあるのですが、家で作った作品を焼かせてもらうだけ…という訳にはなかなかいかなくて、中古の窯をネットで探したら、千から二千ユーロくらいで見つかるものの、家には置くスペースは無し(なにしろ洗濯機ですら場所が取られるのがいやで今年になるまで買わなかったくらいなので)。で、一年近く経ったある日。



友達から”もしかしたら”外国人アーティストのアトリエレジデンス”Cité internationale des Arts Parisで頼んだら使わせてもらえるかも”…という話を聞いて、善は急げと早速行ってみました。受付で訊ねたら、ジェネラルデレクターに手紙を書いて、履歴書と作品ファイルも一緒に提出するとのこと事。けっこう、複雑なのね。だめもとでとにかく提出して、気長に返事を待ちましょう。…と、思ったら。一週間たたずに、すぐ秘書の人から連絡がありました。”いつから使いたいのですか?”と聞かれて、つい反射的に”来週から”と答えたら、”では月曜日か火曜日でしたらどちらが良いですか?”と言われて、”じゃあ火曜日”と答えたのはいいけれど、その時すでに木曜日の午後でした。陶芸は形を作ってから完全に乾かさないといけないので、それに1日はかかるとすると、週末中に仕上げなければならない計算。とりあえず、週末の予定はすべて返上して、前回の”クリスマス展”で評判の良かった動物ブローチのシリーズを中心に小さい物を(乾かないと困るので)30個ほど作りました。


約束の火曜日の朝、作品を窯に入れた後、ジェネラルデレクター(日本語でなんていうんでしょう?)と面接。緊張したのだけれど、気さくに”あなたの作品が気に入ったので会うことにしました”と嬉しいお言葉。今回だけでなく、いつでも使って良いと約束をもらえました。
オーブンでは素焼きして翌々日にオーヴンが常温まで冷えた後取り出す事ができます。その後、釉薬をかけて一日乾かしてから本焼き。またオーヴンが常温まで温度がさがる翌々日に取り出す事ができます。そしておとといの月曜日の朝、”パリで初めて焼いた小さい作品たち”出来上がったのを取りに行ってきました〜。今回のこの写真の動物たちがそれです。小さい兎と小さいハリネズミ、跳ね野うさぎと座り野うさぎ…と羊。


5月27〜30日まである、私の住んでいるカルチエ”ベルヴィル”であるアーティストのアトリエ開放の時に並べようと思います。でも、本職はもちろん絵なので、とりあえず今回、陶器はこれで全部です。で、あとはボールペンと顔彩を使った小さい作品を描き上がるだけ描こうと思います。


絵の方はまた出来次第あっぷしていきますね。


Ateliers d'Artistes de Belleville/アトリエd’アーテストdeベルヴィル
Les Portes Ouvertes /アトリエ開放
5月27〜30日14:00−20:00
ベルヴィル界隈にある250ものアトリエがその日解放され、自由に見ることが出来ます。私は今回、自分のアトリエ(というか住居)ではなく、友達の水彩画家Catherine MICHELのアトリエで展示させてもらいます。
Adress /カトリーヌのアトリエの住所
3,rue Jouye Rouve 75020 Paris
最寄り駅メトロ11番線Pyrenees
カタログマップの111番です。マップはベルヴィル駅前の(他数カ所ある)”AaBインフォメーション”でもらえます。

日本語のチラシ写真下画像をクリックすると拡大図が見られます。


気に入っていただけたら、クリック頂けると嬉しいです。
みなさまの応援とても励みになっているのです、本当にどうもありがとうございます。

1日1回のクリックで投票ポイントが反映される仕組みです。
▼one click please! ありがとうございます。

ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村へ
▼one click please! ありがとうございます。
人気ブログランキングへ 人気ブログランキングへ
ふたつのブログランキングに参加しています。

No comments: