Apr 27, 2011

Easter holiday 復活祭の休日


復活祭のお休みにF氏と小旅行に行きました。これ(写真上)は日食ではありませんよ。ドーム状の天井にぽっかりと穴が…真下には大理石の床に排水用の小さな穴(これらが二千年以上前に作られたなんて!)が開いていて、雨水がたまらないようになっています。


街角には聖母子と天使。


時には手紙入れに蝶が舞っていたり。


夕闇が迫る頃散歩に出れば、聞こえてきたスペイン語。この街の母国語ではないのに…。”南米のカトリックの人たちだよ多分”とF氏。


ピンクの壁に深緑の扉、真っ赤な上着の真っ白な髪のマダム。


街のいたるところにある教会へ、入れば息を呑む様な美しい物にで会えます。殉教したチェチェリアは死後13世紀程たってカタコンベから彼女の遺体が発見された時、その時のそのまま、美しいの状態で横たわっていたといいます。それを見た、彫刻家ステファーノマデルノ(1566−1636)がそのままを像にした…といわれています。今回の旅で、一番美しいと感じた像。


そして教会の庭には必ずといって良い程あったオレンジの木。ちょうど花咲く時季だったので街中がオレンジの花の香りで溢れていました。


さてさて、この街は一体何処でしょう?”全ての道がここへたどり着く”といわれた…そう、”ローマ”です。今回、旅の伴に百年程前にヨーヨッパを旅した美術史家”澤木四方吉”の”美術の都”という紀行文集を持って行ったのですが、ローマの街が百年前と全く変わっていないのに驚きました。道も街も風景も。そうそう、郊外へ少しゆけば、モナリザの絵の背景と同じ色の緑と景色が広がっていました。そしてきっと百年後もまた、全く同じ風景に出会えるのでしょう。写真1パンテオンの天井の穴。写真6聖チェチェリアイントラステレベ教会のチェチェリアの像。写真8ジャニコロの丘に立つ騎乗のガリバルディ像。他にも、数えきれない程の遺跡や歴史的建造物が街中に溢れていて、ここにあげきるなんてとでも出来ません。美しい物をたくさん見て、美味しい物も食べて、楽しんだ休日の後は仕事もはかどるというもの。充電した私は、これから五月の最終週末にある我がカルチエ”ベルビル”のアトリエ開放のイベントに向けて制作頑張って行きたいと思います。作品の制作の様子をまたあっぷ出来ればと思います。

それから、ちょっと宣伝。
ラジオ仙台のラジオ番組”Jammin' A-GO-GO"に出演します。
4/30午後6:30〜6:55
写真家であり、歌唄いでもある”おがたなみ”さんのナヴィゲートで毎回アーティスト(ジャズミュージシャンやシンガー、そして絵描きなど)を読んでの雑談のようなトーク番組だそう。”スカイプ”を使ってパリと仙台の地球の裏表間の録音でした。果たしてどんな風になるのかしら?もしも仙台にお住まいの方は聴いてみて下さい。そうでなくても、震災の後色々なラジオがネットで聞けるようになっているのですが、四月いっぱいまで(ぎりぎり私の回も聴けます)、仙台ラジオも聴く事が出来るそうです。こちら→(Flash10.1以上のみ)

Jammin' A-GO-GO番組のリンクはこちら→

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