Aug 22, 2009

cycling again 自転車に乗って5


天使と小悪魔ガールズを追って…アムスの北側にやって来た私達。なんて、たまたま私達の前を走っていただけなのですが。彼女たちは…はて、何者だったのでしょう?その日はパリから遊びに来ていた友達Y(日)&F(仏)と一緒に、アムステルダム中央駅の北側から出ているボートに自転車ごと乗って、もはや恒例(家へ遊びに来た友達は、ほぼ強制的に30~70km走る)のサイクリングに出掛けました。


東河岸沿いに北上して行くと、Nieuwendamニュウェンダムという16世紀に堤防として立てられた可愛い街に着きます。この街は19世紀終わりに、裕福な定年退職者の間で(アムスの中心からすぐなのに、美しく静かなので)この街に住むのが流行ったそう。Nieuwendammerdijk通りの片側にその小さくて美しい家が並んでいます。反対側は川でボートがたくさん泊まっています。街を抜けて、さらに進みます。


ずーっと行くとやがてIJmeer海に出ます、そしてそのうち西側も大きなKinselmeerキンゼルメールという海になります。両側を海に挟まれた中を掛橋のような小さな道を行きます。広い海の真ん中を駆け抜けます。気持ちいい!


水鳥が2羽仲良く並んで飛んでいます。渡り鳥がたくさん(100羽以上)群れをなして飛んで行くのも見えました。


いったん海沿いから離れてUitdamの村を通ります。ここも道沿いに花や果物の樹がいっぱいある素敵な家が並んでいます。その村を通り抜け、さらに北へ。


するとJachthaven Uitdamヨットハーバーがあります。そこには港の他に、キャンプ施設と小さな浜辺もあります。そこのスナックで休憩…ダッチっぽく、ポテトフライとクロケットサンドをいただきました。


私達の横で兄弟が釣りを始めました。水は透き通っていましたが、ヨットが頻繁に出入りするので、果たしてお魚はいるのでしょうか?


その後、また北へ向かうと突き当たります。Gouwzee湾(淡水の)をぐるりと囲む感じで東へ行くと昔、漁村の島だったMarken(1957に道が通って半島になりました。ここもとても美しい街です)、西へ行くとMonickendamがあるのですが、今日はもう夕方が迫って来ているので行きとは別の道を通りつつ、アムスへ向けて南下します。


最後に”Broeke in waterland”を通ります。ここも美しい街です。17-18世紀にアムステルダムの船員や商店で働く人のベットタウンとして人気のあった街で、そこにある2~3の記念碑のおかげで、当時の街がそのまま保存されています。


ここでまた、小人のような(でも長身の)格好をしたオランダ人若者がバゲットを片手に陽気に通り過ぎて行きます。何だろう、本当に?…どうやら学校対抗のオリエンテーリングの様子。広場に表が貼ってあって、通り過ぎると印と残して行くようです。天使輪と悪魔のしっぽにハートマークのチラシが貼ってあったので、どうやら行き掛けに見かけた天使小悪魔ガールズも、ここを通過した模様です。


聖ニコラス教会の塔が見えます。この教会7世紀の建設…ですが、1573年にスペインとの80年戦争で破壊され、1628年に同じ場所に市民の手によって再構築されたそう。街をざっと一回りしてから、また帰路に向けて南下します。


アムスの駅へ渡る船着き場へたどり着いた頃はもう夕暮れ(夏時間なので日没は9時頃)でした。みんな”お尻が痛い〜、明日は筋肉痛だ!”といいながら帰りました。

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2 comments:

maururu said...

こんばんわ〜♡
5枚目の写真のお家がとっても可愛いネ!
童話の中みたい。。。いいな♡いいな♡

michiyo said...

maururuさん
そうなんです。絵本に出て来そうな可愛いお家…こうゆう建物がけっこうあります。アムス周辺。