Dec 28, 2011

L'Atelier de TOYOTA 子供のお絵描き教室



クリスマスいかがお過ごしでしたか?先日23日と26日には、パリのシャンゼリゼ通りにあるTOYOTAのショールームでの子供のお絵描き教室で楽しい年末のひと時を過ごしてきましたよ〜。写真右奥のお団子頭が私。教室なんて大それた物ではなくて、お出かけの途中に立ち寄った”トヨタのショールーム”でお父さんが車を見ている間、待っている子供が退屈しないように、お絵描き出来るスペースがあるのですが…そこで”お絵描きアシスタント”をする…というもの。毎年この時期、トヨタでは子供の絵のコンクール”ドリームカーゆめをのせて”の作品募集が行われているのですが、ここに来た子供たちで、絵の得意そうな子の親にコンクールの応募要項を説明して渡す…というのもお仕事のひとつ。



あとは、3月の東北大震災の義援のために出版された”未来はねをひろげて”という、パリのサンジェルマンデプレにすむお母さんたちが中心になって作られた本(写真上が表紙です)…子供たちが時折つぶやく、大人の思いつきもしない素敵な言葉を集めたものと、パリで活動しているアーティストの作品(私の作品も載っています)を収めた本です。その見返しのページに”手書きの絵とメッセージ”を子供たちに書いてもらって、被災地の子供に送ります。


(写真は私の作品の載ってるページ)今回のイベントでトヨタが500冊の”未来の本”を用意してくれました。”震災にあって大変な日本のお友達を元気づけるために、絵とメッセージを書いてくれる?”と頼むと、最初は”何を書いたらいいかわからないもん!”と恥ずかしそうにしていた子供も一緒にお絵描きしているうちにだんだん楽しくなってきて、のってきたら、本の見返しのページに思い思いに花やハート、馬、犬やエッフェル塔などなど…可愛くて、時には大胆な!絵と心温まるメッセージを書いてくれました。うちの子はあまり絵は描かないのよ、っといっていたお母さんの前で、何の動物が好き?犬!じゃあ、ここに犬を一匹描いたので、となりにこの犬のお友達を描いてみて!って、頼んだら、私もびっくりするような、上手な犬を描いてくれて、”こんなに上手に描けるなんて知らなかった!と驚かれたお母さんや、ここに名前を書くんだよ〜。って言ったら、うなずいて書き始めた2歳の男の子、それを見たお母さんが、え〜!うちの子、もう字書けるなんて!と我が子の文字(鏡で見た様に反対ではあったものの)を書く姿を初めて見て感激しだり…と、色々とドラマな瞬間に立ち会えて、とても有意義な時間を過ごす事が出来ました。


23日のアトリエの後、シャンゼリゼ通りのイルミネーションを眺めつつ駅へ向かいます。今年のシャンゼリゼのクリスマスの明かりはブルーと白で、妙にSFっぽい?向かった先はF氏の実家。


もみの木の下にはプレゼントがいっぱい。


24日のクリスマスイブの夕食は私とF氏共同で作りました!調子に乗って、メニューまでプリントしてしまいました。


アントレ、はセラノハムとギリシャのサフラン風味のガトーサレ”プチランゴ”と庭の野菜サラダ。これはF氏が焼いたのでレシピは不明(リクエストがあれば、レシピ聞いておきます)。以外にも(失礼!)美味しかったです。


そして、メインは”うずらのマント、森のファルシィ(キノコご飯詰め)、庭の根菜グリエ添え”。うずらは背中側をたてにはさみを入れて、モモと手羽を残して、他の骨を全て取ります。骨取りは以外にもパーツパーツの肉が離れやすいので、時間はかかるのですが、難しくなかったです。そして、中に詰めるキノコご飯、米は洗って水切ったのを一カップ、鍋にオリーブ油を適量引いて、ローリエ一枚入れ、キノコ(は実家の近くランブイエの森でこの秋採ったものを水煮して冷凍しておいたものを使用)と米を炒め、米が少し透明になったら、少しずつ水を加えて煮、塩で味を整えてちょっと固めのリゾットにします。それと、うずらの卵をゆでてむいたものひとつ、栗の水煮ひとつぶと鶏のレバをニンニクと塩で軽く炒めた物ひとかけら、干し無花果半分、レーズン3粒をうずらのお腹に詰めて、針と凧糸で縫って閉じて、受け皿に網をのせ、うずらを並べて180℃に温めたオーヴンで1時間、根菜、人参とパネ(白い人参みたいな形の野菜、味は根セロリに似ています)を拍子切りにした物をオリーブ油と塩を振って、軽く全体に行きわたるように混ぜて、30分(うずらを入れて30分たった頃にオーヴンに入れる)焼きます。ソースはうずらの抜き取った骨で取ったブイヨンを煮詰めて、バルサミコと蜂蜜少々加えた物をかけて頂きます。


骨が無いので簡単にナイフで切れます。お腹の中からうずらの卵が。デザートはF氏の得意技、バナナフランベ。すみません、写真撮り忘れました。が、なかなか好評のムニュでした。その後も、F氏の母作のご馳走の日々が続き、よく食べよく飲んだ。クリスマスでした。また、来年も美味しい物、美しい物作って、時々ブログにアップする予定です。どうぞよろしくお願いします。

どうぞ良いお年をお迎え下さい。


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2 comments:

Uno Fujisawa said...

本の話、心温まりますね〜。
そしてうずら、すっごくきれい!!
あんな風に詰められるんですね。感動!!
素敵なお年を☆

michiyo said...

Uno Fujisawaさん
子供たちは本当に色んな可能性を秘めていて、すごいなぁ〜とびっくりする事がいっぱいあります。
料理のスペシャリストのUnoさんからほめて頂けて、光栄です〜。うずらに具を詰めて針と糸で縫っている様はまさにオペでしたよ〜。
良いお年をお迎え下さい!