To install in Paris ちょっとずつなじんできました。

ようやく片付けが一段落したので、近所をお散歩したり、パリの友達と連絡を取ったりする余裕が出てきました。私が住んでいるのはパリの北東地区のいわゆる下町な場所なのですが…。どう下町かといいますと、この辺りは中国人街やアラブ人、ユダヤ人、アフリカ人etc...色んな人種が住んでいて、文化もミックス。中華街に行けば中華はもとより、和食で使う食材の大体が買えるし、そのすぐ近くにあるアラブ人街ではクスクスの材料なんかも買えてしまいます。色々な国の人が行き交うこのざわざわした感じ…これよ、アムステルダムに住んでいた時に欠けていたのは！人ごみで落ち着くなんて、変なのですが…。双子のドアの片方に掛かった星…。こんなものにもエキゾチック感を覚えてしまう。

先日は、この頃の手抜き料理の日々を改めようと作ってみたよ”子牛のシチュウ”。子牛肉を水に浸けて血抜きして、人参、玉ねぎ、塩胡椒、ロリエ、ナツメグと白ワイン１カップほどと水でひたひたくらいにして、１時間程煮込みます。その間、こまめに灰汁をすくって、さらに別の鍋でじゃがいもとブロッコリをゆでます、別のフライパンではバタでマッシュルームを炒めてレモン汁をしぼっておきます。肉が柔らかくなる頃、別の鍋でバタと小麦粉をしっかり炒めて、肉をゆでていた鍋のスープをすこしずつ足してのばして行きます。最後に生クリームを１カップほど加えて、フライパンのマッシュルームも加えて出来上がり。皿に盛ってから、じゃがいも、ブロッコリを添えて、最後に刻みパセリを散らして出来上がり。いやはや、これはなかなか評判良かったですぞ。

そして今朝は良いお天気…で、午前中から半袖で良い感じの気候でした！３区の区役所周辺で今日から3日間行われるブロカントへ行ってきました。パリのブロカントはひさしぶり、可愛い物たくさんありましたよ。フレンチ古物ってやっぱり好きなのです、私。アムスの方が物価は安いのだけど、フランスの色気のある古物たち、みてるとわくわくします。

可愛い物、いっぱいあった。目の保養〜。

そして去年の暮れに、”SERAPHIM”というお洋服のブランドを作っているお友達が東京の国立にお店を開いたのですが、彼女に古物のセレクトを頼まれているので、そのための物もちょっと見つかりましたよ。すぐ上と下の写真…連れて帰った物の一部です。

外に出て、ブロカントのムッシュウやマダムと話したり、市場の八百屋のおじさんとやりとりしてると…ああ、パリに戻ってきたなぁという実感がわいてきます。フランス語、もっと勉強しないとね。

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