Dec 31, 2009

Christmas in Brussels ブリュッセルでクリスマス


クリスマスイヴの朝、アムステルダム中央駅のホームにあるカフェでゆっくり、コーヒーとアップルパイの朝食を取りました。我が同居人F氏のお兄さんの家に招待されてクリスマスを過ごすために電車で、ベルギーはブリュッセルへ小旅行です。いつも、出発時間に間に合わなくて、どたばたしてる私達にしてはめずらしい光景です。


というのも、前日に積もった雪はとけるどころか、しっかり凍ってしまい、乗るはずだった電車が無くなってしまい、次の電車(は一時間後)に。でも、乗った電車はコンパートメント式で運良く座れたので、ゆっくり本を読みつつ、時々車窓から一面の雪景色を眺めながらブリュッセルまで3時間、情緒溢れる列車の旅を楽しみました。


ブリュッセルのF氏のお兄さんは最近、お引っ越しをしたのでそのお披露目もかねて家族が集まりました。イヴの晩は鮭とタラのテリーヌとジャガイモとサラダ。家族が集まるのは夏の終わりに山の家であった、F氏ご両親の結婚40周年パーティ以来。なので近況報告やらなんやら、話もはずみます。


レモンをたっぷりめに絞って、クリームフレッシュににんにくの入ったソースを少し付けて食べるととても美味しいです。シンプルに湯がいたジャガイモは塩バターで頂きます。


で、〆はやっぱりチーズの盛り合わせ。オランダのチーズも美味しいけど、フランスのこのバリエーション…青カビのチーズやら、臭いチーズに、とろとろのチーズ。が、バゲットと良く合って美味しい!つい、食べ過ぎてしまいます。このクリスマスの食事にはこのチーズの盛り合わせが必ずデザートの前に入りました。(種類は変わらなかったので以下割愛)。


その晩は子供たちが寝静まった後、プレゼントをツリーの下に置いて、誰宛か分るように名前を包みに書いたり、イエスの置いていなかったクレッシュ(
イエスが生まれた時を再現したジオラマ…よくクリスマス頃の教会に飾られているやつ)にイエスを設置したり…大人たちでクリスマスの準備をしました。


一夜明けて25日、クリスマスです。カーテンを開けたら、曇天…ちょっとがっかり。庭にある雪だるま(ベランダの手すりにくっつくようにあるの、見えますか?)もしっかり残っています。


朝起きると、子供たちが ”ペールノエル(フランス語でサンタクロースの事、直訳するとクリスマスの父)が来た! ”ペールノエルが来た!”と言いながら大人たちに知らせている声がしました。居間へ行ってみると早速自分宛の包みをそれぞれ開けている所でした。大きい子は10歳なので "これは誰からの?" という問いに"誰って、サンタからに決まってるだろ”と答えているのが面白い。小ちゃい子の方はまだ、信じているからね。


私も沢山、頂いてしまった。カップ&ソーサーにCD、ブローチ、斜めがけのバックにバルザック全集、それにパスタマシーン…これはF氏が、私とF氏両方の為に…と。これを期に我が家はパスタ三昧となる事でしょう。


この後、教会のクリスマスのミサに行きました。このサンタさん、ではなくて聖ニコラなのだそうですが、6歳のクリスチーナが作りました。なかなか良いですね。特におひげが。


そして、クリスマスのお昼のルパ。フランスの家族で集まる食事はお昼が一番重要、かつ豪華です。なにあともあれ、シャンパンです。


Joyeux Noel!! メリークリスマス!


バイオリンを習っている、るいーずがクリスマスの曲を披露。みんなも合わせて歌います。


アントレはパイのなかに小エビのクリームが入った”ブシェアラレンヌ”


で、やっぱりメインは鶏…といってもこれはシャッポンという虚勢された2歳以上の雄鶏だそう。クリスマスによく登場するらしい…のお腹にひき肉とハーヴが詰めてある物をオーヴンで丸焼きにした物とベイクドポテト。


付け合わせの芽キャベツと栗のバター炒めがほろ苦、甘くて絶品でした。お伴はブルゴーニュのボーヌコートドニュイ。


デザートはアイスクリームケーキ。これもブッシュドノエルと言えるのでしょうか?


そして、私達の苦心の作、マロングラッセ…は残念ながら周りの砂糖の糖度がまだ低かったらしくて、結晶化に至らず。残念。味は良かったのですが。来年、再挑戦したい!!


で、F氏のママさん作、クッキーいっぱい。チョコがサンドされている丸いのがお気に入りです。食後はブリュッセルのグランプラスへみんなでお散歩です。


広場へ向かう途中にある、レストラン通りにいたうさぎ。でかい、一メートル近くあった。


で、大広場グランプラスの真ん中にあった青いイルミネーションのもみの木。すみません、変な万歳してるのは私です。


そして、小便小僧…はサンタの衣装を着ていました。


今年見たイルミネーションは青が多かったような気がします。パリでもアムスでも、ここブリュッセルでも。寒いのに青い照明なんてもっと寒い!と思ってしまうのは私だけなのかなぁ。でも、家族で集まって過ごすのはとても暖かい。クリスチャン家庭にとってのクリスマスは日本のお正月みたいな感じ…家族で集まって過ごすのです。

メリークリスマス!!そして、良いお年を。


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2 comments:

maururu said...

Joyeux Noël (*^v^*)ノ

楽しそー!!! いいなぁ〜☆
私が欲しい家族の姿がココにありまする(笑)

ところで。。。
パスタマシーンはうどんやパイ生地を延ばすのにも使えるので便利ですょ♡ F氏、ナイスチョイスです(//v//)

美千代ちゃんの小躍りする写真、かなりのレアだわょ(笑)

新しい年も笑顔いっぱいの素敵な年になるように、お互い頑張ろうネ p(^v^)q

くれぐれも無理しないよーに!
F氏にもよろしくー☆☆☆

michiyo said...

maururuさん
ブリュッセルで過ごしたクリスマス、
とても楽しかったです!

パスタマシーン、超使えますね!
ラーメンとパスタをすでに作ってみたけれど、簡単で素晴らしい!近々、マシーンを使ったお料理特集でアップしたいと思います。

本年もよろしくお願いします!
そして春にはまたパリかlアムスで会えますね。
楽しみにしています。