ブレーメン二日目の日曜日の朝は良いお天気でした。週末といえばフリーマーケット。ドイツは至る所でフリマが行われているという話を聞いていたので、到着後ツーリストインフォメーションでどこでやっているかを教えてもらい、土曜日、日曜日とも行ってみました。
土曜日は旧市街の南、Weser川岸Tiefer通りで、日曜日は駅の北側,ブレーメンメッセの前の大きな駐車場でやっています。日曜日の方が大規模。私も友達も古物好きなので、午前中いっぱいじっくりと時間をかけてチェック!二人共戦利品を抱えてほくほく顔でした。
そして午後は街で見かけたポスター、もしやこれは”ルーカスクラナッハ”では?と思ったらやっぱり…。大好きなんです、私。5/17-8/23までベッカー美術館で展覧会のちょうど期間中、これは行かなくては!”私、呼ばれていた?”と言いつつ行ってまいりました。Lucas Cranach(1472-1553)は16世紀ドイツの3代画家の1人と言われ、神学者マルチンルター(宗教改革で有名な)と友人だった事でその肖像画を多く残す。今回、その”肖像画”数点と”横たわる泉の精”(写真上のポスターの絵)を見る事が出来たし、素晴らしかった。彼の存在を知ったのは数年前、ベルギーはブリュッセルの王立美術館で見た”ヴィーナスとキューピット”を見て少女のような華奢なたたずまいなのに、それでいて小悪魔のような不適な笑みを浮かべるヴィーナスの美しさに悩殺され、その後、今度はイタリアはフィレンツェのウフィッィ美術館に行った時に見た”アダムとイヴ”で”あっこれは絶対あの人だ、やっぱり好き”と(その時まだ名前を覚えていなかった)自分好みの絵描きだと確信し…今に至る。このベッカー美術館は世界初の女流画家のために作られた美術館でパウラ ベッカー(1876-1907)さんの作品があります。こちらの展示もとても良かった。色がとてもその時代ならでは…で。そして、ここのテラス、ベットヒャー通りを見下ろしながらコーヒーが飲めて(セルフの機械ですが)とても居心地が良かったです。
Kunstsammlungen Bottcherstrabe
Paula Modershon-Becker Mususeum
Museum im Roselius-Haus
BottcherstraBe 6-10, 28195 Bremen
Germany
美術館の後は広場にある聖ペトリ大聖堂を見て来ました。青い薔薇窓が美しい。
天窓から午後の光が差し込んで、けっこう明るかった。
蝋燭の火は静かだけど、力強い。
地下の天井。この大聖堂、8世紀建設ですが、何度も火災やら戦火で破壊され、現在の物は11世紀の建設…ロマネスク、ゴシック様式が混在しています。でも、祈りを捧げる場所はいつもしんっとした空気が漂っていて、お香が香っていて…おごそかな気持ちになります。 友達はカトリックなので(ここはプロテスタンドだけど…まぁ、いいよね。と言いながら)蝋燭を灯していました。
St.Petri-Dom
Sandstrasse 10-12, 28095 Bremen
Germany
夕方、天気が崩れてきて、雨が降って来たので雨宿り…を言い訳にビールを飲む私達。ここ(Ostertorsteinweg通りにあるBarこの通りはとてもにぎわっていて、お買い物、お食事、スーパーetc楽しめます)はチェコの黒ビールを頼んでみました。黒ビールって意外とまろやかで美味しいのですね。週末ブレーメンの旅、短いながらも、沢山楽しむ事が出来ました。
そして、最後に今回のフリマの戦利品報告。…これは友達の。彼女はBavariaの食器をいっぱい買っていました。卵形のお皿が可愛い。
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4 comments:
はじめまして。ブログ村から来ました。
趣のあるMichiyoさんのブログ、いつも素敵だなぁと拝見しています。
私も春にブレーメンを訪れました。
こじんまりして、とてもいい街だなと思いました。
Makiさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
ブレーメン本当に可愛い街ですよね。
私達はバスで行ったのですが、途中国境のコントロールで入国出来ずにバスをおろされた人(かわいそうに)もいたりして、なかなかスリリングでしたよ。
これからもまた気軽に書き込んで下さいね!
くーくー!
蚤の市のカップ&ソーサー、お洋服。。。
かわいいー(>v<)
いいな♡ いいな♡
maururuさん
フリーマーケット楽しかったです!!
蚤の市より断然ガラクタが多いのだけど、
その分お値段が安いし、掘り出す感じがなんともいえません。オランダもフリマが毎週あるといいのに…と思います。
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