In Jordaan ヨルダーン散歩

土曜日はお天気良かったのに、ほとんど家にいました。(お絵描きやらネットやら…ちょっと引きこもり気味？)　午後７時を過ぎた頃に”貴重な週末の半分が終わってしまう！！”と同居人が騒ぎ始めたので、ではアペリティフでも一杯飲りに行きますか？と夕方の散歩に出かけました。てくてく…とヨルダン地区へ。Jordaan(ヨルダーンと発音します)はアムステルダムの西側にあります。通りはそれぞれLindenstraat(菩提樹通り) rozenstraat(薔薇通り) Palmstraat(椰子通り)などと、植物にちなんだ名前が付いています。静かなたたずまいの中にカフェやレストラン、洋服屋さんなどが意外にいっぱいあります。が、出掛けたのが(今日も)遅かったので、お店はもう閉まっています。ところが…ANTIEKの看板発見！行ってみるとお店の前にテーブルとイスと食事のセットが。いい季節になって来たので天気が良い日は外でご飯を食べる人が多いオランダなのですが、食事しながら営業なのかな？と思いつつお店の中をのぞいて”こんにちはー”と言ってみる。すると素敵な感じのムッシュウが奥から現れたので、見てもいいですか？と聞いたら、どうぞどうぞ…。と入れてくれました。半地下みたいなお店は奥に扉があって中庭に続いていました。ここにある物がとても可愛い品ばかり。白い器コレクション、カフェオレボールたち…キッチン物が中心。甘くならないようにちょっと廃墟テイストを交えたディスプレイが素敵です。ううっほとんどの物がフランス(フレンチ古物好き)から来た物でした。そこで、一枚の絵に一目惚れ！野うさぎのトロンプ(だまし絵）値段を聞くと300ユーロ。今の私にはちょっと無理。でもムッシュウと色々話せてとても楽しかった。お店は第1,2金日の午後のみ営業。夕飯を運ぶムッシュウに”ボナペティ！また来ます”(外のテーブルはやっぱり彼ら自身の食事でした)と言ってお店を後に。でも、密かにうさぎの絵貯金を心に決めました。どうか待っていて！

さらにうろうろ北教会の辺りまで歩いて、小さい道に入るとワインバーがありました。ここ、時々前を通っていたのだけど、まだ入った事無かったので今日の食前酒はここWijnbar diVinoに決定！今日の晩ご飯はもう魚に決定しているので(出掛ける前に下ごしらえして来た)、白ワインを。お店の名前からわかるようにここはイタリアワインのバーです。私達はハウスワインの白ピノグリを。少ぅし甘めのフルーティなワインです。夏にさわやか。

おつまみも色々あるようです。

サルディーニャのチーズを注文してみました。手前がヤギ、真ん中奥共に羊で手前がヤングで奥がオールド。サルディーニャの蜂蜜と合わせていただくと”ラブリー”とお店の人にお勧めいただきました。本当、デザートみたいになって美味しい！しかし、連れは”別々に食べた方がそれぞれを味わえて美味しい”と言って別々に食べていました。

さてさて、アペリティフを堪能した後は、帰っておうちで晩ご飯。そう、金曜日からお寿司が食べたくて、土曜日は朝から鯛一匹、帆立二枚、スモークサーモン小袋、いくら1瓶(日本のより粒が小さめ)、アスパラ、アボカド、二十日大根を買いに中華街のお気に入りの魚屋と中華スーパーへ朝、超特急で買い物に行って来たのでした。形はふぞろいですが、久々の握りは美味しかったです。その後、DVDを観ながら夜更かし…のつもりが、白ワインと寿司の時飲んだ日本酒のおかげで、あっという間に沈没してしまいました。

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